FP2級は独学で合格できる?講座と問題集を半分ずつ使った経理の勉強法

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FP2級は独学で合格できる?講座と問題集を半分ずつ使った経理の勉強法

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FP2級は独学でも合格できます。ただし、きんざいで受ける場合、直近のCBT試験では学科の合格率が24.07%で、4人に3人が落ちています。範囲の広さに対して、働きながら全部を自分で組み立てるのは簡単ではありません。

僕はFP3級の合格から5ヶ月で、きんざいのFP2級に合格しました。使ったのはスタディングの講座と、きんざいの市販問題集です。講座を使ったので純粋な独学ではありませんが、振り返ると勉強の半分は独学でした。講義を聴く日程を自分で組んで消化したことと、実技を市販の問題集で固めたことです。

この記事では、独学で合格できるかの判断材料と、僕の勉強のうち独学だった部分を具体的に書きます。

この記事でわかること

  • FP2級の合格率から見た、独学の難しさ
  • 講座に任せた部分と、独学でやった部分の分け方
  • 実技対策にいま使う問題集と、日程の組み方

FP2級は独学で合格できるか:合格率から見る

独学で受かるかを考えるときは、まず受ける団体の合格率を見てください。FP2級は日本FP協会ときんざいのどちらでも受けられ、学科は共通の内容ですが、合格率は団体によって大きく違います。

団体学科実技
日本FP協会47.18%56.47%
きんざい24.07%51.74%

(2025年10月〜2026年2月実施のCBT試験。出典:日本FP協会・きんざい)

同じ2級の学科でも、協会ときんざいで約2倍の差があります。きんざいで受けるなら、学科で半分以上が落ちる試験だと考えて計画を立てたほうが安全です。

僕はきんざいで受けました。受験は2023年1月で、FP2級がCBT(パソコンで受ける方式)に移行した2025年4月より前の、紙の試験です。いまは自分で試験日を選べるので、次の節で書く「日程を自分で組む」重要さは、僕のときより大きくなっています。

僕の勉強で独学だったのは2つの部分

僕の勉強を分けると、講座に任せた部分と、自分でやった部分がはっきり分かれます。

講座に任せたのは、範囲をなぞることです。スタディングのFP2級講座の講義を、通勤中に耳で聴いていました。FP2級は税金・保険・年金・不動産・相続と範囲が広く、何から手をつけるかを自分で決めると、それだけで時間がかかります。この部分は講座の順番にそのまま乗りました。

独学だった1つ目は、日程です。講座には毎週決まった授業があるわけではなく、どの講義をいつまでに聴くかは自分で決めます。僕は受験日から逆算して日程を組み、組んだ日程を自分で消化しました。講座を買っても、この部分を自分でやらなければ講義は1本も進みません。

独学だった2つ目は、実技です。実技は、きんざいの市販問題集(精選問題解説集)を昼休みに解いて固めました。問題に答えを直接書き込み、×の問題は正しい文章に書き換えておくと、2回目以降は解説を読む時間がほとんど要らなくなります。

FP2級で講座に任せた部分と独学した部分

この図は、出典の明記とリンク設置を条件に転載いただけます(加工・改変はご遠慮ください)。
出典:こつこつ経理の資格取得ナビ「FP2級は独学で合格できる?講座と問題集を半分ずつ使った経理の勉強法」

全部を市販のテキストと問題集でやる独学と比べると、範囲をなぞる部分を講座に渡したぶん、机に向かえる時間をすべて問題演習に回せました。働きながらだと、この分け方がいちばん現実的だと思っています。

講座の講義内容は会員登録なしで確認できます。範囲をなぞる部分だけ講座に任せたい人は、先に中身を見てから決めてください。スタディング公式(FP)

実技は市販の問題集で固める:いま選ぶなら

FP2級で合否を分けるのは実技です。きんざいの実技は毎回形式を少し変えて出題されるので、決まった型を覚えるより、多くの問題に当たって形式の変化に慣れるほうが効きます。

僕が使ったきんざいの精選問題解説集は、’22〜’23年版を最後に更新が止まっています。CBT移行後の形式にも、その後の法改正にも対応していないので、いまから買う本ではありません。

いま実技を問題集で固めるなら、CBTの模擬試験プログラムが付いている現行版を選んでください。紙で量をこなし、本番前に模擬試験プログラムでパソコン画面の形式に慣れる、という順番になります。候補の比較と、実技の問題数の違いはきんざいFP2級の問題集比較にまとめました。

テキストは全員に必要なものではありません。問題集で間違えたところだけテキストを引く使い方なら、1冊あれば足ります。買うかどうかの判断はFP2級のテキストは必要かを参考にしてください。

日程は自分で組む:3級の終盤から2級に入った

独学で一番崩れやすいのは日程です。僕が5ヶ月で2級まで届いたのは、3級と2級を切り離さずにつなげたからだと考えています。

FP3級は、学習を始めてから3ヶ月で合格しました。その3ヶ月目、3級の実技対策と模擬試験を回しながら、通勤中にはもう2級の実技対策講義を聴き始めていました。予習のつもりでしたが、そのおかげで3級の本番の実技は簡単に感じました。3級の範囲が頭に残っているうちに、2級の講義へ切れ目なく移れたことになります。

いまはFP3級もFP2級もCBTで、試験日を自分で選べます。これは便利な反面、締め切りを誰も決めてくれないということでもあります。先に試験日を予約してから、そこへ向けて講義と問題集の日程を割り振ってください。試験日が決まっていないと、日程を組むこと自体が後回しになります。

3級の3ヶ月をどう割り振ったかは、社会人のFP3級合格スケジュールに月ごとに書いています。

よくある質問

Q. FP3級を受けずに、いきなりFP2級を独学で受けられますか?

FP2級の受験資格は、FP3級の合格、FP業務の実務経験2年以上、AFP認定研修の修了などのいずれかです。受験資格がなければ2級は受けられません。経理の実務経験が数えられるかは、FP2級の受験資格で整理しています。

Q. 独学なら、テキストと問題集はどちらを先に買えばいいですか?

問題集です。実技で合否が分かれるので、問題集を解いて、分からないところだけテキストで確認する順番が効率的でした。

Q. 日本FP協会ときんざい、独学ならどちらで受けるべきですか?

学科の合格率だけを見れば協会のほうが高いです。ただし実技の科目が団体によって違うので、公式サイトで公開されている過去問に一度目を通し、解きやすいと感じたほうを選ぶのが確実です。

まとめ

  • FP2級は独学でも合格できるが、きんざいの学科合格率は24.07%(協会は47.18%)
  • 僕の勉強で独学だったのは、講義の日程を自分で組んで消化したことと、実技を市販問題集で固めたこと
  • 実技の問題集は、更新の止まったきんざいの本ではなく、CBTの模擬試験が付いた現行版を選ぶ
  • 試験日を先に予約し、3級の終盤から2級に入ると、知識が抜ける前につなげられる

まずは受ける団体を決めて、試験日を予約するところから始めてください。

追伸

FP2級の知識を仕事と家計でどう使ったかはFP資格のメリットに書きました。講座そのものの使い心地はスタディングFP2級講座の記事にまとめています。