MOS Excelは独学で受かる|我流の経理が模擬試験で時間切れになった理由

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MOS Excelは独学で受かる|我流の経理が模擬試験で時間切れになった理由

MOS Excelは独学で合格できます。僕は収支管理を担当していた2019年9月に、本と動画講座と問題集だけでMOS Excel 2016に合格しました。教材を買ってから合格までは1ヶ月強です。

ただ、独学で気をつけてほしいことが1つあります。仕事で毎日Excelを使っている人ほど、自分の操作が我流になっていることに気づきにくい点です。僕は模擬試験で、コメントや図形の操作がどのメニューにあるのか分からず、時間が足りなくなりました。

この記事では、独学で使った教材の役割分担と、模擬試験で時間切れになった理由を書きます。

この記事でわかること

  • 独学で使った3つの教材と、それぞれの役割
  • 仕事でExcelを使っている人が、模擬試験でつまずく理由
  • 独学で進めるときの順番

MOS Excelの独学で使った教材と役割

僕が使った教材は3つで、インプットとアウトプットで役割を分けていました。

インプットに使ったのは、たてばやし淳さん(エクセル兄さん)の本「エクセル兄さんが教える 世界一わかりやすいMOS教室」と、同じ著者のUdemy講座です。この2つで範囲を一通り学び、講座に付いている演習も少し解きました。この著者を選んだのは、別のExcelの本で説明に馴染みがあったからです。講座の選び方はMOSの通信講座の選び方に書きました。

[全面改訂版]エクセル兄さんが教える 世界一わかりやすいMOS教室
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アウトプットに使ったのは、FOM出版の「よくわかるマスター」シリーズのMOS Excel対策本です。MOSは過去問が公開されていないので、試験形式の問題をまとまった量で解ける教材が別に要ります。インプットの教材にも演習は付いていますが、問題演習はこの本に任せました。

FOM出版「よくわかるマスター」MOS Excel対策テキスト&問題集(受験するバージョンに合った版を選んでください)
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僕が受けたのはExcel 2016の試験で、いまはExcel 365の試験が実施されています。教材はどれも、受けるバージョンに合った版を選んでください。

模擬試験で時間が足りなかった:業務のExcelは我流だった

模擬試験を解いたとき、手が止まったのはコメント、図形、校閲まわりの操作でした。どれも仕事ではほとんど使ったことがない機能です。

困ったのは、操作の中身より、その機能がどのメニューにあるかが分からなかったことです。ホームタブか、書式か、とリボンを順に開いて探しているうちに時間が過ぎ、結局、模擬試験は時間内に解き終わりませんでした。MOS Excelの試験時間は50分で、実際にExcelを操作して解答します。メニューを探す時間は、そのまま解答できない時間になります。

仕事では、毎日のようにExcelで集計をしていました。慣れた作業の範囲では手が止まらなかったので、Excelは使えているつもりでした。模擬試験で分かったのは、仕事で使う機能はごく一部に偏っていて、その操作も自分なりの手順、つまり我流だったということです。

業務で使うExcelと模擬試験で戸惑った機能

この図は、出典の明記とリンク設置を条件に転載いただけます(加工・改変はご遠慮ください)。
出典:こつこつ経理の資格取得ナビ「MOS Excelは独学で受かる|我流の経理が模擬試験で時間切れになった理由」

ちなみに、いまのExcelでは、コメントは「校閲」タブ、図形は「挿入」タブにあります。こうした場所の知識は、実務で使う関数よりも、試験のために意識して覚える必要がある部分です。

独学で進めるなら、模擬試験を早めに1回解く

僕の反省から、独学で進めるなら、模擬試験を早い段階で1回、時間を計って解くことをすすめます。点数を見るためではなく、使ったことがない機能と、メニューの場所が分からない操作を洗い出すためです。

仕事でExcelを使っている人は、範囲の多くをすでに知っています。全部を本で1ページ目から読むより、模擬試験で手が止まった機能だけを本や講座で確認し、もう一度解くほうが速く進みます。僕が教材を買ってから合格までにかかった時間の内訳はMOS Excelの勉強時間にまとめています。

もう1つは、続ける仕掛けです。独学は誰も進み具合を見てくれません。僕は当時、学習の進み具合をブログに書きながら勉強していました。振り返ると、これが続けるための仕掛けになっていました。ブログでなくても、進んだ範囲を毎日どこかに記録する形なら、同じように使えると思います。

よくある質問

Q. 独学が不安な場合はどうすればいいですか?

動画講座で操作を見ながら進めるのが1つの方法です。講座の選び方はMOSの通信講座の選び方に書きました。教室に通って学びたい人は、資格の大原のMOS講座も選択肢になります(開講している形式は公式サイトで確認してください)。

資格の大原

Q. 受験料はいくらですか?

MOS Excel 365の受験料は一般価格で12,980円(税込)です。1回で合格したい金額なので、模擬試験で手が止まる機能をなくしてから受けてください。

Q. 仕事でExcelを使っていれば、勉強しなくても受かりますか?

僕の場合は、仕事で使っていても模擬試験を時間内に解き終われませんでした。関数や集計に慣れていても、使ったことのない機能の場所で時間を失います。最低でも模擬試験を1回は解いてから受けてください。

まとめ

  • MOS Excelは独学で合格できる。僕は本・動画講座・問題集で、教材購入から1ヶ月強で合格した
  • 教材は、インプット(エクセル兄さんの本と講座)とアウトプット(FOM出版の問題集)で役割を分けた
  • 模擬試験では、コメント・図形・校閲のメニューが見つからず時間切れになった。仕事のExcelは我流で、使う機能が偏っていた
  • 独学なら、模擬試験を早めに1回解いて、使ったことのない機能を洗い出してから本に戻る

まずは模擬試験を1回、時間を計って解いてみてください。

追伸

MOSを取ったあと、実務でどう使ったかはMOS資格は役に立たないのかに書きました。仕事で使っている関数は経理のExcel関数7選にまとめています。