この記事には広告を含む場合があります。
MOSの通信講座は、試験範囲を体系的に扱っているかで選んでください。仕事でOfficeを使っている人がMOSでつまずくのは、普段使わない機能のところだからです。範囲の一部しか扱わない講座では、そこが抜けます。
僕は2019年9月にMOS Excel 2016に合格しました。使ったのは、Udemyの動画講座と同じ講師の本(インプット)、市販の問題集(アウトプット)です。講座にすべてを任せたわけではなく、講座に頼ったのはインプットの部分だけでした。
この記事では、講座に何を任せるかの考え方と、僕が講座を1つに絞った基準、買い切りの動画講座を続けるための工夫を書きます。
この記事でわかること
- MOSの勉強で、通信講座に任せる部分と任せなくてよい部分
- 講座を選ぶときに見る基準
- 買い切りの動画講座とカリキュラム型・通学講座の分かれ目
MOSの通信講座に任せるのはインプットだけでいい
MOSは、実際にExcelなどを操作して解答する試験です。Excel 365なら試験時間は50分で、限られた時間の中で操作を次々にこなします。そのため勉強は、どこに何の機能があるかを知るインプットと、時間内に操作する練習のアウトプットの2つに分かれます。
僕が講座に任せたのはインプットでした。Udemyのエクセル兄さん(たてばやし淳さん)の講座と、同じ著者の本「エクセル兄さんが教える 世界一わかりやすいMOS教室」で範囲を一通り学び、講座の演習も少し解きました。
アウトプットは、FOM出版の「よくわかるマスター」シリーズの問題集で行いました。MOSは過去問が公開されていないので、試験形式の問題をまとまった量で解くには、問題演習用の本が別にあったほうが安心です。講座に演習が付いていても、量を解く部分は市販の問題集に任せる、という分け方で足りました。
この分け方なら、講座に求めるのは「範囲を漏れなく、分かりやすく扱っているか」の一点になります。講座の選び方がぐっと単純になります。
僕が講座を選んだ2つの基準
講座を選ぶときに見たのは、次の2つです。
1つ目は、MOSの試験範囲を体系的に扱っているかです。2019年当時にUdemyで探したとき、MOSの範囲を順番に体系立てて扱っていそうな講座は、僕が見つけられた中ではこの1つだけでした。
この基準が大事だと実感したのは、模擬試験を解いたときです。コメント、図形、校閲まわりといった仕事で使ったことのない機能で手が止まり、メニューの場所を探しているうちに時間が足りなくなりました。仕事のExcelは我流で、使う機能が偏っていたからです。その経緯はMOS Excelは独学で受かるに書きました。範囲を体系的に扱う講座を選ぶのは、この偏りを埋めるためです。
2つ目は、講師の説明に馴染みがあるかです。エクセル兄さんの講座を選んだのは、別のExcelの本などでこの著者から学んだことがあり、説明に馴染みがあったからです。動画講座は講師の話し方や説明の順番が合わないと、それだけで見るのがつらくなります。講座を買う前に、同じ講師の本や無料で見られる動画で相性を確かめておくと、買ってから合わないと気づく失敗を避けられます。

この図は、出典の明記とリンク設置を条件に転載いただけます(加工・改変はご遠慮ください)。
出典:こつこつ経理の資格取得ナビ「MOSの通信講座の選び方|独学と組み合わせた経理が講座を選んだ基準」
講座の中身や、使ってみてよかった点はUdemyのエクセル兄さん講座の記事にまとめています。
買い切りの動画講座は、続ける仕掛けを自分で用意する
Udemyのような買い切りの動画講座は、決まった授業日がありません。いつ、どの講義を見るかは全部自分で決めます。自分のペースで進められる反面、予定を立てなければ1本も進みません。
僕の場合、続ける仕掛けになっていたのはブログでした。当時、学習の進み具合をブログに書きながら勉強していて、教材を買ってから1ヶ月強で合格しています。人に見せるブログでなくても、進んだ範囲を毎日どこかに記録する形なら、同じように使えると思います。
自分で予定を立てて進めるのが続かないと分かっているなら、買い切りの動画講座より、カリキュラムが決まっている講座のほうが結局は早く終わります。そうした講座の例は、先ほどのUdemyのエクセル兄さん講座の記事の最後に書きました。
教室に通って講師から直接教わりたい人は、資格の大原のMOS講座も選択肢になります。開講している校舎や形式は公式サイトで確認してください。
よくある質問
Q. 通信講座だけでMOSに合格できますか?
講座に演習が付いていれば可能だと思いますが、僕は講座と本でインプットし、問題演習は市販の問題集で行いました。MOSは過去問が公開されていないので、試験形式の問題を量で解ける教材を1冊用意しておくと安心です。
Q. Udemyの講座はいくらですか?
Udemyの価格はセールなどで変わるため、購入するときに講座ページで確認してください。買い切りなので、一度買えば自分のペースで何度でも見直せます。
Q. 受験料はいくらですか?
MOS Excel 365の受験料は一般価格で12,980円(税込)です。講座代とあわせて、1回で合格するつもりで準備してください。
まとめ
- MOSの通信講座に任せるのはインプットだけでよい。演習は市販の問題集を併用した
- 講座は、試験範囲を体系的に扱っているかで選ぶ。仕事で使わない機能ほど試験で手が止まる
- 講師の説明との相性は、同じ講師の本や無料の動画で先に確かめる
- 買い切りの動画講座は、続ける仕掛けを自分で用意する。続かない自覚があるならカリキュラム型か通学を選ぶ
講座を選ぶ前に、まず試験範囲を扱っているかを講座の目次で確認してみてください。
追伸
教材を買ってから合格までの時間の内訳はMOS Excelの勉強時間に、MOSが実務でどう役に立ったかはMOS資格は役に立たないのかに書いています。